モイ<5031.T>はこの日の取引終了後に２６年１月期単独業績予想を発表し、売上高を前期比０．３％増の６６億１０００万円、営業利益を同５０．２％減の１億１５００万円とした。ユーザー満足度の向上とプラットフォーム規模拡大に向けた積極的な投資が利益面で響く見通し。現時点で適正かつ合理的に繰延税金資産の回収可能性を見積もることが困難なため、純利益予想は未定とした。また、配当予想は引き続き無配とした。

　同時に発表した２５年１月期決算は売上高が前の期比２．５％増の６５億９２００万円、営業利益が同６３．０％増の２億３２００万円だった。ライブ配信サービス「ツイキャス」における各種売り上げや課金などが堅調に推移。マーケティング費用の圧縮も寄与した。なお、ツイキャスでの楽曲利用を巡る音楽著作権管理団体との交渉に関する費用１億６０００万円を特別損失に計上したため、純利益は同８５．７％減の２７００万円と大幅に減少した。

出所：MINKABU PRESS