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愛知製鋼のニュース
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~朝方の買い一巡後は上げ幅縮小
9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は小反落、朝方の買い一巡後は上げ幅縮小
・ドル・円は小じっかり、米金利にらみ
・値下り寄与トップはアドバンテ<6857>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は小反落、朝方の買い一巡後は上げ幅縮小
日経平均は小反落。11.39円安の39677.42円(出来高概算9億4648万株)で前場の取引を終えている。
前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は165.60ドル安の44240.76ドル、ナスダックは5.94ポイント高の20418.46で取引を終了した。トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。また、関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、主要指数は高安まちまちで終了した。
米株市場を横目に、本日の日経平均は253.99円高の39942.80円と続伸して取引を開始した。ただ、朝方の買い一巡後は売り手優位の状況となり、指数も上げ幅を縮小。早い段階でマイナス圏に転落した後は前日終値付近まで値を戻しており、方向感に欠ける展開となった。外為市場で引き続き円安・ドル高水準で推移していることが輸出株などの下支えとなったが、トランプ米政権の関税政策の不透明感が引き続き株価の重しとなっている。
個別では、アドバンテ<6857>や東エレク<8035>、ディスコ<6146>などの半導体関連株が軟調に推移。また、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、フジクラ<5803>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、ソニーグループ<6758>などが下落した。ほか、前期業績の下振れ着地をマイナス視されたハニーズHD<2792>が大幅安、西武ホールディングス<9024>、アイル<3854>、ソシオネクスト<6526>などが値下がり率上位となった。
一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株が堅調に推移。また、トヨタ自動車<7203>、東京海上<8766>、ソフトバンクグループ<9984>などが上昇した。ほか、アレクシオン社とライセンス契約を締結したJCRファーマ<4552>が大幅高、パルグループHD<2726>、GMOインターネット<4784>、愛知製鋼<5482>などが値上がり率上位となった。
業種別では、非鉄金属、その他製品、情報・通信業が下落する一方で、石油・石炭製品、鉱業、鉄鋼が上昇した。
後場の日経平均株価は、膠着感の強い値動きが継続か。前場時点の東証プライム市場の値上がり銘柄数は82.6%、値下がり銘柄数は15.1%と、幅広い銘柄がプラス圏で推移しているが、直近上昇をけん引していた半導体関連株の下落が指数の重しとなっている。後場に国内半導体関連株に買い戻しの動きが向かうと指数は上向く可能性がありそうだが、市場には積極的に買い進む材料が乏しい。ETF(上場投資信託)の分配金捻出売りが出ることが一部で警戒されるなか、心理的節目の4万円を意識した売り買いが交錯しそうだ。
■ドル・円は小じっかり、米金利にらみ
9日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、146円53銭から147円18銭まで上値を伸ばした。米高関税政策を見極める展開で、不透明感から積極的なドル買いは入りづらい。ただ、米10年債利回りは低下後にやや持ち直しドル売りは後退。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円53銭から147円18銭、ユーロ・円は171円81銭から172円27銭、ユーロ・ドルは1.1704ドルから1.1729ドル。
■後場のチェック銘柄
・Will Smart<175A>、データセクション<3905>など、7銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップはアドバンテ<6857>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・6月マネーストックM3:前年比+0.4%(5月:+0.2%)
・中国・6月消費者物価指数:前年比+0.1%(予想:-0.1%、5月:-0.1%)
・中国・6月生産者物価指数:前年比-3.6%(予想:-3.2%、5月:-3.3%)
【要人発言】
・NZ準備銀行(RBNZ)声明
「中期的なインフレ圧力が予想通り緩和し続ければ、さらに政策金利を引き下げ」
「当面は食料品や管理価格の上昇でインフレ率が高まる見込み」
「2026年初めには目標バンドの中間点に戻ると予想」
<国内>
・6月マネーストックM3(5月:前年比+0.2%)
<海外>
特になし
<CS>
・日経平均は小反落、朝方の買い一巡後は上げ幅縮小
・ドル・円は小じっかり、米金利にらみ
・値下り寄与トップはアドバンテ<6857>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は小反落、朝方の買い一巡後は上げ幅縮小
日経平均は小反落。11.39円安の39677.42円(出来高概算9億4648万株)で前場の取引を終えている。
前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は165.60ドル安の44240.76ドル、ナスダックは5.94ポイント高の20418.46で取引を終了した。トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。また、関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、主要指数は高安まちまちで終了した。
米株市場を横目に、本日の日経平均は253.99円高の39942.80円と続伸して取引を開始した。ただ、朝方の買い一巡後は売り手優位の状況となり、指数も上げ幅を縮小。早い段階でマイナス圏に転落した後は前日終値付近まで値を戻しており、方向感に欠ける展開となった。外為市場で引き続き円安・ドル高水準で推移していることが輸出株などの下支えとなったが、トランプ米政権の関税政策の不透明感が引き続き株価の重しとなっている。
個別では、アドバンテ<6857>や東エレク<8035>、ディスコ<6146>などの半導体関連株が軟調に推移。また、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、フジクラ<5803>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、ソニーグループ<6758>などが下落した。ほか、前期業績の下振れ着地をマイナス視されたハニーズHD<2792>が大幅安、西武ホールディングス<9024>、アイル<3854>、ソシオネクスト<6526>などが値下がり率上位となった。
一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株が堅調に推移。また、トヨタ自動車<7203>、東京海上<8766>、ソフトバンクグループ<9984>などが上昇した。ほか、アレクシオン社とライセンス契約を締結したJCRファーマ<4552>が大幅高、パルグループHD<2726>、GMOインターネット<4784>、愛知製鋼<5482>などが値上がり率上位となった。
業種別では、非鉄金属、その他製品、情報・通信業が下落する一方で、石油・石炭製品、鉱業、鉄鋼が上昇した。
後場の日経平均株価は、膠着感の強い値動きが継続か。前場時点の東証プライム市場の値上がり銘柄数は82.6%、値下がり銘柄数は15.1%と、幅広い銘柄がプラス圏で推移しているが、直近上昇をけん引していた半導体関連株の下落が指数の重しとなっている。後場に国内半導体関連株に買い戻しの動きが向かうと指数は上向く可能性がありそうだが、市場には積極的に買い進む材料が乏しい。ETF(上場投資信託)の分配金捻出売りが出ることが一部で警戒されるなか、心理的節目の4万円を意識した売り買いが交錯しそうだ。
■ドル・円は小じっかり、米金利にらみ
9日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、146円53銭から147円18銭まで上値を伸ばした。米高関税政策を見極める展開で、不透明感から積極的なドル買いは入りづらい。ただ、米10年債利回りは低下後にやや持ち直しドル売りは後退。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円53銭から147円18銭、ユーロ・円は171円81銭から172円27銭、ユーロ・ドルは1.1704ドルから1.1729ドル。
■後場のチェック銘柄
・Will Smart<175A>、データセクション<3905>など、7銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップはアドバンテ<6857>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・6月マネーストックM3:前年比+0.4%(5月:+0.2%)
・中国・6月消費者物価指数:前年比+0.1%(予想:-0.1%、5月:-0.1%)
・中国・6月生産者物価指数:前年比-3.6%(予想:-3.2%、5月:-3.3%)
【要人発言】
・NZ準備銀行(RBNZ)声明
「中期的なインフレ圧力が予想通り緩和し続ければ、さらに政策金利を引き下げ」
「当面は食料品や管理価格の上昇でインフレ率が高まる見込み」
「2026年初めには目標バンドの中間点に戻ると予想」
<国内>
・6月マネーストックM3(5月:前年比+0.2%)
<海外>
特になし
<CS>
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