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楽天銀行のニュース
【↑】日経平均 大引け| 7日続伸、円安を受け輸出関連株が高い (5月2日)
日経平均株価
始値 36636.55
高値 36976.51(09:47)
安値 36606.58(09:01)
大引け 36830.69(前日比 +378.39 、 +1.04% )
売買高 19億7112万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆7505億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は378円高と7日続伸、一時3万7000円台に迫る
2.為替の円安進行を受け、自動車や精密など輸出関連株が上昇
3.日米の第2回関税交渉を通過したことで、市場には安心感も
4.トヨタやホンダ、スズキが買われHOYAやダイキンも高い
5.日銀の追加利上げ観測後退で三菱UFJなど銀行株は売られる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比83ドル高と8日続伸した。好決算を発表したマイクロソフト
東京市場では、日経平均株価は7日続伸。為替の円安進行を受け、自動車など輸出関連株を中心に買われた。
前日の米株式市場では、NYダウは主力ハイテク株などが買われ8日続伸した。為替相場も円安が進行したことが好感され、日経平均は上昇してスタート。午前9時過ぎに1ドル=145円90銭台まで円安が進行するなか、自動車株や精密機器など輸出関連株が上昇。日経平均の上昇幅は一時500円を超え3万6970円台まで値を上げる場面があった。しかし、心理的な節目である3万7000円ラインに接近すると利益確定売りが優勢となった。この日の早朝に日米の第2回関税交渉が開かれ、赤沢亮正経済財政・再生相は「為替や安全保障は議論にならなかった」と述べたが、同交渉を通過したことで市場に安心感が広がった。東京市場は、ゴールデンウィーク中で明日から4連休となるほか、今晩は米4月雇用統計が発表されることから、後場に入りやや様子見姿勢も強まった。前日の日銀金融政策決定会合を経て追加利上げ観測が後退した銀行株は下落した。
個別銘柄では、トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、スズキ<7269>が高く、任天堂<7974>やソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>、信越化学工業<4063>が買われた。ファーストリテイリング<9983>やキーエンス<6861>、サンリオ<8136>が上昇。HOYA<7741>やダイキン工業<6367>、アシックス<7936>が値を上げた。
半面、ディスコ<6146>や東京エレクトロン<8035>が安く、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>が軟調。伊藤忠商事<8001>や三菱商事<8058>が値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>が売られ、楽天銀行<5838>が急落した。フジ・メディア・ホールディングス<4676>やオリックス<8591>も下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ダイキン <6367>、信越化 <4063>、アドテスト <6857>、中外薬 <4519>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約157円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はTDK <6762>、伊藤忠 <8001>、東エレク <8035>、エプソン <6724>、三菱商 <8058>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約42円。
東証33業種のうち上昇は24業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)医薬品、(3)その他製品、(4)化学、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)卸売業、(3)その他金融業、(4)保険業、(5)証券商品先物。
■個別材料株
△伊藤米久HD <2296> [東証P]
26年3月期は大幅増益で大幅増配を見込む。
△ベネフィJ <3934> [東証S]
25年3月期業績は計画上振れ。
△アイカ <4206> [東証P]
今期は連続最高益更新・増配予想で上限3.58%の自社株買い実施へ。
△大阪製鉄 <5449> [東証S]
ストラテジックキャピタル保有分が流通株式に該当と開示。
△JVCケンウ <6632> [東証P]
今期増配予想と上限1.55%の自社株買いを評価。
△ピアラ <7044> [東証S]
新サービス「Retail Spark」の提供開始。
△東邦レマック <7422> [東証S]
株主優待制度を変更。
△AOKIHD <8214> [東証P]
25年3月期業績は計画上振れ。
△GFA <8783> [東証S]
4月暗号資産ディーリング運用状況を手掛かり視。
△DTS <9682> [東証P]
75万株を上限とする自社株買いを実施へ。
▼コカBJH <2579> [東証P]
第1四半期営業損益は赤字幅拡大で着地。
▼エプソン <6724> [東証P]
26年3月期減収減益へ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)AOKIHD <8214>、(2)DTS <9682>、(3)サンウェルズ <9229>、(4)伊藤米久HD <2296>、(5)JVCケンウ <6632>、(6)鳥居薬 <4551>、(7)テイカ <4027>、(8)アイカ <4206>、(9)ヤマトHD <9064>、(10)住友ファーマ <4506>。
値下がり率上位10傑は(1)コカBJH <2579>、(2)楽天銀 <5838>、(3)フジHD <4676>、(4)りそなHD <8308>、(5)めぶきFG <7167>、(6)エプソン <6724>、(7)スカパーJ <9412>、(8)パルHD <2726>、(9)シンクロ <3963>、(10)コンコルディ <7186>。
【大引け】
日経平均は前日比378.39円(1.04%)高の3万6830.69円。TOPIXは前日比8.34(0.31%)高の2687.78。出来高は概算で19億7112万株。東証プライムの値上がり銘柄数は817、値下がり銘柄数は766となった。東証グロース250指数は679.70ポイント(1.12ポイント安)。
[2025年5月2日]
株探ニュース
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