ジェイ・イー・ティ <6228> [東証Ｓ] が1月31日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年12月期の連結経常利益を従来予想の13.5億円→6.8億円(前の期は24.4億円)に49.6％下方修正し、減益率が44.8％減→72.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.3億円→1.6億円(前年同期は15億円)に80.7％減額し、減益率が44.7％減→89.3％減に拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→6円(前の期は1→3の株式分割前で102円)に大幅減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当連結会計年度の業績につきましては、客先の工場投資計画に遅延が発生し、韓国メモリーメーカーおよび中国ファウンドリ、メモリーメーカー向け洗浄装置の一部にて、客先での装置立上が来期にずれ込む事態となり、売上高は前回予想を下回る見込みとなりました。また利益につきましても、固定費の抑制および現地法人の装置立上対応によるコスト削減等に取り組みましたが、売上高の減少および売上製品の構成が予想と異なり、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益それぞれ、前回予想を下回る見込みとなりました。

　　当社は、事業環境の変化に対応できる財務の健全性維持や成長投資に必要な内部留保の充実などを総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当を実施していくこととし、連結配当性向20％以上の配当金を支払うことを基本方針としております。　上記方針に基づき2024年12月期通期業績予想を踏まえ、2024年12月期における１株当たりの期末配当予想につきましては、１株当たり11円減配の６円に修正いたします。（注）上記の予想に関する記述は、本資料発表日現在において当社が入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その実現を当社として約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。