845円
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<注目銘柄>=NITTAN、舶用部品の好調期待で評価余地
NITTAN<6493.T>は今年に入り200円台から700円台へ居どころを変えたものの、舶用部品事業は堅調な状況が続くと見込まれており、収益拡大の期待から戻り余地はなお大きいと言えそうだ。
同社は自動車向けのエンジンバルブを主力とし、船舶用にも展開。舶用中速エンジン向けのエンジンバルブのグローバルシェアは推定で7割に上る。26年3月期第2四半期累計(4~9月)の売上高は前年同期比4.4%減の244億4000万円と減収ながら、営業利益は同8.2倍の17億2500万円、最終損益は13億8000万円の黒字(前年同期は800万円の赤字)と損益状況は大きく改善。北米の生産体制の効率化による効果に加え、舶用部品事業の収益性が改善し、大幅な営業増益となった。
国策で造船業界を復活させようとする機運が高まるなか、舶用部品の中期的な需要環境は良好と捉えるべきだろう。PBR(株価純資産倍率)は0.6倍台。06年の高値と20年安値の半値戻しの水準は856円どころとなっている。(碧)
出所:MINKABU PRESS
同社は自動車向けのエンジンバルブを主力とし、船舶用にも展開。舶用中速エンジン向けのエンジンバルブのグローバルシェアは推定で7割に上る。26年3月期第2四半期累計(4~9月)の売上高は前年同期比4.4%減の244億4000万円と減収ながら、営業利益は同8.2倍の17億2500万円、最終損益は13億8000万円の黒字(前年同期は800万円の赤字)と損益状況は大きく改善。北米の生産体制の効率化による効果に加え、舶用部品事業の収益性が改善し、大幅な営業増益となった。
国策で造船業界を復活させようとする機運が高まるなか、舶用部品の中期的な需要環境は良好と捉えるべきだろう。PBR(株価純資産倍率)は0.6倍台。06年の高値と20年安値の半値戻しの水準は856円どころとなっている。(碧)
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