両社のリユース拠点を併設、真の循環型システムを共同で構築へ

　株式会社ジモティー（東京都品川区：代表取締役社長 加藤貴博　以下、当社）は、株式会社サカイ引越センター（大阪府堺市：代表取締役社長 田島哲康 以下、サカイ引越センター）と業務提携したことをお知らせいたします。
　業務提携に伴い両社併設のリユーススポット1号店を5月（予定）にオープンいたします。

株式会社サカイ引越センター 上席執行役員 笠原 悟志氏（写真左）当社 取締役 堀 直之（写真右）

■業務提携の目的
　当社は「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」を経営理念に、地域情報サイト「ジモティー」を運営しております。現在、月間1000万人以上の方にご利用いただいており、大型の家具や家電を中心に、必要なモノを必要な人へ届ける場を提供しています。また官民連携のリユース拠点として「ジモティースポット」も運営しており、2024年の1年間で累計約30万点のまだ使えるモノをリユースし、約1290tのごみ減量*を達成しました。
　サカイ引越センターでは、これまで引越業界No.1企業として多くの方の新生活を応援し、業界を牽引してきました。リユース事業にも力を入れ、引越の過程で出た不要品を買取し販売するリユース拠点「リユースのサカイ」を12店舗、ほかグループ会社でも多数のリユースショップを運営しています。
　これまで当社が運営してきた地域情報サイト「ジモティー」のメディア力や、「ジモティースポット」の集客力と、引越業界No.1のサカイ引越センターのリユース事業を掛け合わせたシナジーを生み出し、真の循環型システムを共同で構築してまいります。

*持ち込まれた不要品の平均重量、リユースされた件数から算出

■業務提携の内容
・従来の延長線上にない真の循環型システムの構築に向けた共同事業開発
・リユース拠点を併設

■「ジモティースポット」×「リユースのサカイ」リユース拠点を併設
　「ジモティースポット」と「リユースのサカイ」が併設されたリユース拠点を5月（予定）にオープンいたします。場所・時期は決まり次第、お知らせします。
　従来、ジモティースポットでは自治体広報を通じて、地域住民からの持ち込まれた不要品のリユースを行ってきました。今回、引越過程で生じた不要品をサカイが買取し販売することで、リユースを今まで以上に強化します。

【共同出店による購入者のメリット】
１. リユース品の品揃えが拡大
　「ジモティースポット」と「リユースのサカイ」が併設されることで、取扱商品の幅が広がります。特に、これまでジモティースポットでは取り扱いの少なかった大型家具（食器棚・タンスなど）やリサイクル家電（洗濯機・テレビなど）、そのほか再販価値の高い商品なども併せて購入が可能となります。
２. オンラインでの商品検索が可能
　両店舗で販売されている商品は地域情報サイト「ジモティー」で検索・閲覧することができるため、事前に商品情報を確認したうえで来店することができます（※一部商品除く）。

■業務提携に関するコメント

【株式会社サカイ引越センター】上席執行役員 笠原 悟志 氏


従来より、引越時に発生する不要品の対応には取り組んでいましたが、生活スタイルの変化等、不要品は多種多様を極め、すべてに対応できないのが課題でした。今回の提携により、双方の強みを活かした取組ができると確信をしております。
社会課題の解決、サステナブルな社会の実現へ更なる取り組みを進めて参ります。



【株式会社サカイ引越センター】リユース事業部リユース課次長 朝比奈 和徳 氏


創業者の『もったいない』という言葉からサカイ引越センターのリユース事業はスタートしました。昨今、循環型社会形成の必要性が高まっております。
世の中にあふれている『もったいない』を価値に変え、人と人の未来をつないでいく、双方の企業理念を共有し社会課題の解決に取り組んでまいります。




■今後の業績見通し
　本件に伴う当社の業績および財務状況に与える影響につきましては、軽微であると見込んでおりますが、事業の大幅な状況変化により財務的影響が生じる場合には、明らかになった時点で速やかに開示いたします。

【株式会社サカイ引越センターについて】
商号　　　　　：株式会社サカイ引越センター
代表取締役社長：田島哲康
本社所在地　　：大阪府堺市堺区石津北町56番地
主な事業内容　：引越運送、引越付帯サービス業務
ホームページ　 : https://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

<本件に関して提携を希望される事業者様・自治体様、または報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社ジモティー コーポレート部 木下
MAIL：[email protected]