ジェイリース<7187.T>が３連騰している。５日の取引終了後に発表した第３四半期累計（２４年４～１２月）連結決算が、売上高１１９億２０００万円（前年同期比２６．７％増）、営業利益２２億６１００万円（同２６．２％増）、純利益１４億９４００万円（同２４．１％増）と大幅増収増益となったことが好感されている。

　首都圏への人的リソース強化や人財の育成、アライアンス実施などにより新規取引が拡大したことで住居用賃料保証の伸びが加速したほか、事業用賃料保証も堅調に推移した。貸倒関連費用の増加や競争激化による事務手数料の増加などはあったものの、ＡＩを活用した与信審査及び債権管理業務などによる適切なリスクコントロール、業務効率化の継続などで営業利益は第３四半期累計として過去最高を更新した。

　２５年３月期通期業績予想は、売上高１６２億１０００万円（前期比２２．６％増）、営業利益２８億１０００万円（同７．８％増）、純利益１８億９０００万円（同５．６％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS