スギホールディングス <7649> [東証Ｐ] が1月9日大引け後(15:30)に決算を発表。25年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比12.2％増の303億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の415億円→430億円(前期は380億円)に3.6％上方修正し、増益率が9.1％増→13.0％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の200億円→215億円(前年同期は199億円)に7.5％増額し、増益率が0.6％増→8.1％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比0.4％減の88.8億円となり、売上営業利益率は前年同期の4.7％→3.8％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　今期は、個人消費やインバウンド需要の回復を受け、ヘルス＆ビューティケア関連商品や日用雑貨・食品等の販売が増加したことで、売上高および利益が前回発表予想を上回って推移しました。また、2024年9月に連結子会社化したI&H株式会社の業績寄与も見込めることから、通期の連結業績予想を上方修正いたします。　なお、配当予想の修正はございません。※上記業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績については、今後の様々な要因により変動する可能性がございます。