競合他社から核酸抽出不要のリアルタイムPCR試薬が出回り、PSSの自動核酸抽出特許が生きなくなりました。しかも、機器の値段が高いのに、同時に検査できる検体数が少なく、検査時間も上記試薬を使った場合よりも2倍以上かかります。そのようなわけで、PSSのシステムの国内導入は伸びないことが予想され、それにもかからず、大型設備投資を行って数年後に子会社が大増産の計画となっています。補助金を得ていることから、この無謀な設備投資を中止にすることはないでしょうから、2022年6月期は過去最大の大赤字になると予想します。