Blue Ocean Closures ABの独自成形技術を導入し、日本を含むアジアと欧米向けにパルプ成形品を生産・販売

NISSHA株式会社は、パルプ成形を手掛けるスウェーデンのスタートアップ企業Blue Ocean Closures ABと、資本業務提携に関する契約を締結しました。

環境への負荷低減がグローバルの社会課題として認識されるなか、脱プラスチックやリサイクルに関連する製品が注目を集めています。NISSHAはこれを事業機会と捉え、サステナブル資材を重点市場の一つとして位置づけています。同市場に向けて、NISSHAの産業資材事業は、パルプを主原料とする成形品をecosense moldingのブランドでグローバルに展開し、多様な成形工法をラインアップすることで、お客さまの要望に応じたソリューションを提供しています。


Pulp Series（パルプを主原料とする成形品）




ecosense moldingについて

Blue Ocean Closuresは、スウェーデンに生産拠点を持ち、独自の工法によるパルプ成形品を生産・販売しています。同社の工法は、熱と圧力により成形するもので、生産プロセスにおいて水を使用しないことから、環境面、生産性において優れています。









NISSHAは今回の資本業務提携により、Blue Ocean Closuresが独自開発した成形技術を導入し、日本を含むアジアと欧米向けにパルプ成形品を生産・販売することで、サステナブル資材市場において事業拡大を目指します。また、拡張した工法ラインアップを通して、脱プラスチックやリサイクルに関連した幅広いソリューションを提供することで、環境負荷の低減に貢献します。
パルプ成形に関するお問い合わせ

Blue Ocean Closures ABの概要

NISSHA株式会社
NISSHA株式会社は、独自技術を有する加工メーカーです。現在、産業資材、ディバイス、メディカルテクノロジーの3つの事業をグローバルに展開しています。サステナブル資材の分野においては、金属光沢と印刷適性を兼ね備え、紙としてリサイクル可能な蒸着紙や、植物由来の材料を用いた環境にやさしい成形品などを提供しています。