河合楽器製作所 <7952> [東証Ｐ] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は1億6900万円の赤字(前年同期は21億1700万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4億円の黒字→4億円の赤字(前期は27億8200万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の8億0600万円→600万円(前年同期は12億4500万円)に99.3％減額し、減益率が35.3％減→99.5％減に拡大する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は95円(前期は95円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比59.1％減の2億3700万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.9％→0.3％に大幅悪化した。

株探ニュース