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三菱商事のニュース
大阪9月限
日経225先物 42350 +100 (+0.23%)
TOPIX先物 3085.0 +18.5 (+0.60%)
日経225先物(9月限)は前日比100円高の4万2350円で取引を終了。寄り付きは4万2380円と、買い先行で始まった。現物の寄り付き直後につけた4万2240円を安値にロング優勢となり、前場中盤にかけて4万2490円まで買われる場面もみられた。節目の4万2500円を捉えることはできず、前場終盤に4万2220円と下落に転じる場面もあったものの、ショートの動きは限られ、後場の取引開始後には再び4万2400円台を回復。その後、後場中盤にかけてショートを仕掛ける動きから4万2090円まで軟化したものの、終盤にはショートカバーが強まる形でプラス圏を回復した。
日経225先物は4万2500円接近では上値の重さが意識された形だが、下値は25日移動平均線水準で底堅さがみられている。自民党両院議員総会での石破茂首相の発言内容が伝わり、後場中盤には短期的なショートを誘ったとみられるが、25日線水準で下げ渋る動きをみせたほか、節目の4万2000円を割り込まなかったことで、引けにかけてのショートカバーにつながったようだ。
連休明けの米国市場が弱い値動きとなればショートを誘う可能性もあり、再び4万2000円を割り込んでくる展開は意識しておく必要があろう。米国では2日にISM製造業景気指数、3日に地区連銀経済報告(ベージュブック)、4日にADP雇用統計、貿易収支、ISM非製造業景気指数、5日に雇用統計と重要統計の発表が予定されているため、これらを消化しつつ、利下げ観測に変化が起きるかを見極める必要はある。そのため、積極的にポジションを傾けにくく、スキャルピング中心のトレードになりやすいだろう。
週足ではボリンジャーバンドの+1σ(4万2450円)を下回って推移しており、同バンドが抵抗線となる可能性はある。中心値となる13週線(4万0780円)とのレンジが意識されてくる。戻りの鈍さがみられる局面では、短期的なショートを誘うことになりそうだ。
NT倍率は先物中心限月で13.72倍に低下した。一時13.80倍をつけて、-1σ(13.76倍)を上回る場面もみられた。ただし、同バンドをキープできずに、その後は13.71倍まで下げている。前日に下げが目立ったアドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]は下げ渋るもののマイナス圏での推移が続いた。一方で、バフェット銘柄とされる三菱商事<8058>[東証P]など商社株が軒並み買われており、相対的にTOPIX型優位になった。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万3654枚、ソシエテジェネラル証券が1万1051枚、サスケハナ・ホンコンが2816枚、JPモルガン証券が2118枚、ゴールドマン証券が1801枚、モルガンMUFG証券が1369枚、バークレイズ証券が1219枚、野村証券が1174枚、日産証券が1128枚、SBI証券が654枚だった。
TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万0589枚、ABNクリアリン証券が1万9321枚、JPモルガン証券が4714枚、みずほ証券が4506枚、バークレイズ証券が4269枚、野村証券が4099枚、ゴールドマン証券が4056枚、モルガンMUFG証券が3900枚、シティグループ証券が2698枚、ビーオブエー証券が2342枚だった。
株探ニュース
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