ゼロ <9028> [東証Ｓ] が5月15日大引け後(17:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年6月期第3四半期累計(24年7月-25年3月)の連結最終利益は前年同期比84.3％増の54.5億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の55億円→71億円(前期は41.5億円)に29.1％上方修正し、増益率が32.5％増→71.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結最終利益も従来予想の19.9億円→35.9億円(前年同期は26.9億円)に80.2％増額し、一転して33.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の107.4円→138.4円(前期は61.4円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比29.9％増の19.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の5.3％→6.3％に改善した。

株探ニュース