売れるネット広告社グループ<9235.T>が急騰、需給相場の様相を強めている。４月７日には年初来安値３４８円をつけたが、そこからの上昇パフォーマンスは強烈できょうの高値まで短期間で４．６倍化した。特に直近は前日まで３日連続ストップ高とモメンタム相場が加速していた。ネット通販向けにデジタルマーケティング支援を展開するが、２４年７月期は営業損益段階から赤字を余儀なくされたものの、２５年７月期についてはトップラインの急拡大により、損失幅が大幅縮小する見通しを会社側は示している。そうしたなか、同社は前日取引終了後にグーグル、ヤフー、フェイスブック、インスタグラム、Ｘ（エックス）、ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）などの主要プラットフォームに対応した運用型広告サービスの提供を開始していることを発表、これを手掛かり材料とした短期資金の攻勢を誘っている。

出所：MINKABU PRESS