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ソフトバンクグループのニュース
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 49020 +350 (+0.71%)
TOPIX先物 3265.0 +12.0 (+0.36%)
シカゴ日経平均先物 48995 +325
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
23日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ米大統領は30日に中国の習近平国家主席と会談する予定と伝わり、貿易問題を巡る米中対立への警戒感が和らいだ。足もとで売られていたエヌビディア
S&P500業種別指数は自動車・同部品、資本財、半導体・同製造装置が上昇した一方で、電気通信サービス、消費者サービス、食品・飲料・タバコの弱さが目立った。NYダウ構成銘柄では、ハネウェル・インターナショナル、エヌビディアのほか、スリーエム
シカゴ日経平均先物(12月限)の清算値は大阪比325円高の4万8995円だった。日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比90円高の4万8760円で始まった。4万8700円~4万8850円辺りでの保ち合いが続くなか、中盤にかけてレンジを下抜けて4万8590円まで売られる場面もみられた。ただし、米国市場の取引開始後にリバウンドの動きが強まりプラス圏を回復。終盤にかけて4万9080円まで買われており、4万9020円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。ナイトセッションでは4万8590円まで売られる場面もみられたが、ボリンジャーバンドの+1σ(4万8590円)が支持線として機能する形だった。上向きで推移する+1σと+2σ(5万0270円)とのレンジ内での推移を継続するなかで、押し目狙いのロングが入りやすいところであろう。
米国市場では来週のトランプ大統領と習国家主席との会談を控え、ハイテク株を買い戻す動きがみられた。東京市場においても直近で弱い値動きが目立っていたソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうである。
また、本日は高市首相の所信表明演説が行われる。高市首相誕生でいったん利食いに向かわせたが、これまでの高市トレードから「サナエノミクス2.0」にシフトするとみられ、押し目待ち狙いのロング対応となりそうだ。一方で、28日には日米首脳会談を控えていることもあり、ショートを仕掛けにくくさせよう。
そのため、4万9000円水準では強弱感が対立しやすいだろうが、ハイテク株への買い戻しの動きが期待されるなかで4万9000円固めを意識しつつ、オプション権利行使価格の4万8750円から4万9750円でのレンジを想定する。
23日の米VIX指数は17.30(22日は18.60)に低下した。一時19.35まで上昇する場面もみられたが、200日移動平均線(19.34)が抵抗線として機能する形で下落に転じており、支持線として意識されていた25日線(17.79)を下回ってきた。直近の急伸前の水準まで低下しつつあり、リスク選好に向かわせそうである。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.96倍に低下した。ソフトバンクグループが売られるなかで、NTロングを巻き戻す動きに向かわせていた。これにより+1σ(15.01倍)を割り込んできたが、本日はハイテク株への買いが見込まれるなかで同バンドを上回ってくるようだと、NTロングに振れやすくなる可能性がありそうだ。
株探ニュース
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