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ソフトバンクグループのニュース
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 51260 +210 (+0.41%)
TOPIX先物 3339.5 +15.0 (+0.45%)
シカゴ日経平均先物 51275 +225
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
10日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。米議会上院が連邦政府の閉鎖解除に向けた法案を前進させるための動議を可決し、政府機関の一部閉鎖が週末にかけて解除される見通しが強まった。台湾積体電路製造(TSMC)
NYダウ構成銘柄ではエヌビディアのほか、マイクロソフト
シカゴ日経平均先物(12月限)の清算値は、大阪比225円高の5万1275円だった。日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比変わらずの5万1050円で始まった。5万1220円まで買われた後はショート優勢から軟化し、5万0900円~5万1050円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後に5万0740円まで売られる場面もみられた。ただし、終盤にかけてショートカバーを交えたロング優勢によりプラス圏を回復し、5万1300円まで買われ、5万1260円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まりそうだ。ナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σ(5万1060円)での攻防が続いていたが、終盤にかけての上昇で同バンドを上回って終えている。買い一巡後は+1σが支持線として機能するかを見極めることになるだろう。底堅さが意識されてくると、+2σ(5万2590円)とのレンジに向かわせそうである。
エヌビディアの上昇率は5%を超えており、アドバンテスト<6857>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になると考えられ、足もとで持ち高調整の動きが強まっていた半導体・AI関連株の買い戻しを誘う可能性がある。また、きょう決算発表を控えているソフトバンクグループ<9984>[東証P]の動向を横睨みに、先物市場でも仕掛け的な商いが入りやすいだろう。
日経225先物は足もとの調整で、パラボリックが陰転シグナルを発生させている。ただ、SAR値は5万2390円と+2σを下回る水準に低下しているため、シグナル好転のハードルはそれほど高くはないだろう。ソフトバンクグループの決算待ちとなるなかで買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるものの、オプション権利行使価格の5万1000円から5万2000円辺りのレンジを想定する。+1σ近辺では押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。
10日の米VIX指数は17.60(7日は19.08)に低下した。7日には一時22.72まで急伸する局面もみられたが、終値では20.00を下回っていた。この日は18.58と続落で始まり、その後の下げで25日移動平均線(18.41)を割り込んでいる。75日線(16.70)が射程に入ってきたことで、リスク選好に傾きやすい状況である。
昨日のNT倍率は先物中心限月で15.35倍に上昇した。前週末に一時15.16倍まで下げて支持線として意識される25日線(15.12倍)水準まで調整したことで、いったんリバランスが入りやすいタイミングであった。アドバンテストやソフトバンクグループ、東京エレクトロン<8035>[東証P]などが日経平均型を牽引している。+1σ(15.42倍)と25日線とのレンジ内での推移のため、+1σを突破してくる局面ではNTロングでのスプレッド狙いの動きが強まる可能性があろう。
株探ニュース
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