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ソフトバンクグループのニュース
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 51110 -50 (-0.09%)
TOPIX先物 3344.5 +13.5 (+0.40%)
シカゴ日経平均先物 51120 -40
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
11日の米国市場は、NYダウ、 S&P500が上昇した一方で、ナスダックは下落。米議会上院が10日に連邦政府の閉鎖解除に向けたつなぎ予算案を可決。早ければ12日に米下院で採決され、上下両院を通過した後、トランプ米大統領が署名して成立する。米政府機関の再開に向け前進していることが投資家心理の改善につながった。半面、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]が保有株式を売却したと伝わったエヌビディア
NYダウ構成銘柄では、メルク
シカゴ日経平均先物(12月限)の清算値は、大阪比40円安の5万1120円だった。日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比140円安の5万1020円で始まった。ショート優勢の流れが続き、米国市場の取引開始後に5万0770円まで売られた。売り一巡後はショートカバーを交えたロングが優勢となり、5万1180円とプラス圏を回復する場面もみられたが、終盤にかけて5万1100円~5万1180円で保ち合いが続き、5万1110円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まりそうだ。ソフトバンクグループの決算は予想を上回り、米預託証券(ADR)では2%近く上昇している。ただし、米国では保有株式の売却が伝えられたエヌビディアが下落したことで、半導体・AI関連株には利益確定の売りが入りやすくなりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで5万1180円まで買われる場面もみられたが、ボリンジャーバンドの+1σ(5万1180円)での攻防が続いていた。同バンドが心理的な抵抗線として機能してくると、25日移動平均線(4万9650円)とのレンジが意識されやすく、短期的なショートを誘うことになるだろう。まずは5万1000円辺りでの底固めから+1σを突破してくるかを見極めたいところである。
そのため、オプション権利行使価格の5万1000円を中心とした上下の権利行使価格となる、5万0750円から5万1250円辺りのレンジを想定する。+1σが抵抗となるようだと5万円から5万1000円、同バンドが支持線として機能してくれば5万1000円から5万1500円処での推移が見込まれそうだ。
ただ、エヌビディアは下落したとはいえ25日線が支持線として意識されており、前日の上昇に対する調整の範囲である。また、アドバスト・マイクロ・デバイセス
11日の米VIX指数は17.28(10日は17.60)に低下した。一時18.01まで上昇する局面もみられたが、25日線(18.41)を下回っての推移が続き、その後の下げで75日線(16.71)に接近している。直近のボトム圏に近づいてきており、リスク選好に傾きやすい状況である。
昨日のNT倍率は先物中心限月で15.35倍と横ばいだった。一時15.42倍まで上げる場面もみられたが、+1σ(15.43倍)が抵抗線として意識される形だった。ソフトバンクグループのほか、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]などの動向次第ではあるが、ややNTショートに振れやすくなりそうだ。
株探ニュース
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