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ソフトバンクグループのニュース
大阪12月限ナイトセッション
日経225先物 51260 +140 (+0.27%)
TOPIX先物 3378.5 +12.5 (+0.37%)
シカゴ日経平均先物 51255 +135
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
12日の米国市場は、NYダウ、 S&P500が上昇した一方で、ナスダックは下落。米連邦議会下院が12日、政府機関の一部閉鎖の解除に向けたつなぎ予算案を採決する見通しであり、再開に向けて順調に進んでいるとの見方から、景気敏感株を中心に買われた。半面、メタプラットフォームズやオラクル
NYダウ構成銘柄では、ユナイテッドヘルス・グループ
シカゴ日経平均先物(12月限)の清算値は大阪比135円高の5万1255円だった。日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比20円高の5万1140円で始まった。開始直後に軟化し5万1040円まで売られたが、その後はロング優勢の流れが強まり、米国市場の取引開始直後には5万1430円まで上げ幅を広げる場面もみられた。買い一巡後は5万1120円から5万1300円辺りで保ち合い、5万1260円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まりそうだ。ナイトセッションで開始直後に5万1040円まで売られたが、5万1000円接近での底堅さが意識された。5万1430円まで上昇した後は終盤にかけて上げ幅を縮めたものの、ボリンジャーバンドの+1σ(5万1300円)水準での攻防が続いている。ソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]など指数インパクトが大きい半導体・AI関連株にらみの展開ながら、同バンドでの攻防が続くなかではショートを仕掛けにくくさせよう。
また、決算発表が本格化するなかで、昨夕決算を発表したオリックス<8591>[東証P]が米預託証券(ADR)で5%あまり上昇している。米国市場同様、半導体・AI関連株に利益確定の売りが優勢となったとしても、好決算銘柄への資金流入が相場を支えることが見込まれる。
日経225先物は5万1000円での底固めが意識されるなか、オプション権利行使価格の5万1000円から5万1375円のレンジを想定する。+1σを上回っての推移をみせてくるようだと、5万1375円から5万1625円辺りのレンジを意識させよう。
米連邦政府が再開されることで、発表が遅れている経済指標の公表も徐々に行われることになるが、10月の雇用・インフレ統計の発表は見送られる可能性が高いと、ホワイトハウスのレビット報道官が述べたと伝えられている。指標の悪化に対する過度な警戒感は強まらず、ショートを仕掛ける材料にはならないと考えられる。
そのため、5万1000円から+1σ水準では押し目待ち狙いのロングが入りやすく、+1σを明確に上抜ける局面ではショートカバーを交えたロングに向かいそうだ。昨日はソフトバンクグループが下落したものの、売り一巡後は下げ幅を縮めていたほか、東証プライムの値上がり数は8割近くを占めていた。押し目待ち狙いの買い意欲の強さが窺えるため、ショートに傾けるポジションは避けたいところだ。
12日の米VIX指数は17.51(11日は17.28)に上昇した。一時17.10まで下落する局面もみられたが、その後は切り返しており、18.06まで上昇する場面もあった。ただし、25日移動平均線(18.46)を下回っての推移であり、リスク選好に傾きやすい状況である。
昨日のNT倍率は先物中心限月で15.18倍に低下した。25日線(15.19倍)を下回り、一時15.13倍まで下げる場面もみられた。同線までの調整を経て、いったんはNTショートを巻き戻す動きも入りやすいだろう。ただし、25日線を明確に下抜けてくると、-1σ(14.94倍)辺りが射程に入ってくる可能性があるため、値がさハイテク株の動向を見極めたい。
株探ニュース
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