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大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 50080 -160 (-0.31%)
TOPIX先物 3432.5 -1.5 (-0.04%)
シカゴ日経平均先物 50095 -145
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
15日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。16日の11月米雇用統計や18日の11月米消費者物価指数(CPI)など重要指標の発表を控えるなかで、持ち高調整の売りが優勢となった。前週に決算を発表した米オラクル
NYダウ構成銘柄では、アムジェン
シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比145円安の5万0095円だった。日経225先物(3月限)は日中比20円安の5万0220円で始まった。寄り付き後は5万0240円~5万0350円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを下抜け、4万9910円まで売られる場面もみられた。ただ、5万円割れでは押し目狙いのロングが意識され、終盤にかけては5万円~5万0250円辺りで推移し、5万0080円でナイトセッションの取引を終えた。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まりそうだ。日経225先物は5万円を下回る局面では押し目を拾う動きがみられており、5万円固めの展開が意識されそうだ。引き続き支持線として意識されている25日移動平均線(5万0100円)水準での攻防となろう。
米国ではハイテク株から他の銘柄への資金シフトがみられている。前日の東京市場でもアドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]など、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱さが目立っており、半導体・AI(人工知能)関連株の持ち高調整に向かわせていた。一方で、東証プライムの7割超の銘柄が上昇しており、金融や自動車などの強さが目立っている。
米国ではオラクルやブロードコムの下落が続いているほか、17日に発表されるマイクロンテクノロジーの決算に投資家の関心が集まりやすく、同社の決算を確認するまではハイテク株のリバウンド機運は高まりにくいだろう。
5万円近辺では押し目待ち狙いのロング対応としつつも、スキャルピング中心のトレードのなかでロングが強まる展開は期待しにくい。一方で、下値の堅さが意識され、5万円水準下でのショートも仕掛けにくくさせそうだ。
そのため、5万での攻防を意識しつつ、オプション権利行使価格の4万9875円から5万0375円辺りのレンジを想定。5万円を上回っての推移が目立つようだと、5万円から5万0500円辺りのレンジになりそうである。
昨日のNT倍率は先物中心限月で14.63倍に低下した。支持線として意識されていた75日線(14.72倍)を下回って始まり、ボリンジャーバンドの-2σ(14.60倍)水準まで低下した。一方で14.70倍まで下げ幅を縮める動きもみられたが、75日線に上値を抑えられている。-2σに接近してきたことで、NTショートを巻き戻す動きは意識しておきたいところだが、半導体・AI関連株の動向にらみの展開となりそうだ。
株探ニュース
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