日経平均は大幅反落、米中貿易戦争の激化を嫌気した展開に
*12:05JST 日経平均は大幅反落、米中貿易戦争の激化を嫌気した展開に
日経平均は大幅反落。前日比1460.55円安(-4.22%)の33148.45円(出来高概算11億株)で前場の取引を終えている。
10日の米国株式市場は反落。ダウ平均は1014.79ドル安の39593.66ドル、ナスダックは737.66ポイント安の16387.31で取引を終了した。前日の大幅上昇の反動で、寄り付き後、下落。その後、相互関税の大半が一時停止されたものの、トランプ政権の関税策を巡る不透明感が存続したほか、景気後退懸念も根強く下落した。さらに、対中関税率が合計145%になることを政府が確認すると、米中貿易戦争激化を警戒し、売りが加速。終盤にかけ、下院が恒久的な減税を含んだ予算決議案を可決、トランプ大統領が閣僚会議で、中国との取引を望んでいると言及すると相場は下げ幅を縮小し、終了。
米国株の下落や為替の円高推移などを受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は下げ幅を拡大し、9時45分には32626.58円まで下げ幅を拡大した。
為替市場では、ドルが一時142円台まで円高ドル安が急加速するなど、リスク回避の円買いが強まっており、プライム市場の大型株の下げ要因となった。ただ、売り一巡後の東京市場は週末要因なども意識されて、日経平均は下げ幅をやや縮小し33000円台で前場の取引を終えた。
日経平均採用銘柄では、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>など半導体株が売られたほか、米中貿易戦争の激化が嫌気されて安川電機<6506>、日東電工<
6988>など中国関連銘柄も弱い。古河電工<5801>、フジクラ<5803>など電線株も売られた。このほか、ソニーグループ<6758>、日産自<7201>、東京海上<8766>、パナHD<
6752>、みずほ<8411>など幅広い銘柄が下落した。
一方、今期純利益見通しが前期比21%増の373億円になりそうだと発表したベイカレント<6532>は、増配計画なども材料視されて逆行高。また、丸井グループ<8252>、イオン<8267>など小売が堅調。
全業種が下落したなか、保険、銀行、輸送用機器、電気機器、石油・石炭の下げが目立った。
本日は4月限オプション特別清算指数(SQ値)算出に絡んだ売買が入ったものの、プライム市場の売買代金は2.5兆円に留まっており、売り疲れ、買い疲れの相場展開となっている。今週は変動幅が4ケタの鯨幕相場(高安を交互に繰り返す地合い)となっており、方向性は見えない。米国の関税政策が日によって変化することから、ニュートラルのポジションを選択する投資家が増えている様子。後場の東京市場は、週末要因も影響して積極的な売買は手控えられそうだ。日経平均は33000円水準でのもみ合いを想定する。
<AK>
10日の米国株式市場は反落。ダウ平均は1014.79ドル安の39593.66ドル、ナスダックは737.66ポイント安の16387.31で取引を終了した。前日の大幅上昇の反動で、寄り付き後、下落。その後、相互関税の大半が一時停止されたものの、トランプ政権の関税策を巡る不透明感が存続したほか、景気後退懸念も根強く下落した。さらに、対中関税率が合計145%になることを政府が確認すると、米中貿易戦争激化を警戒し、売りが加速。終盤にかけ、下院が恒久的な減税を含んだ予算決議案を可決、トランプ大統領が閣僚会議で、中国との取引を望んでいると言及すると相場は下げ幅を縮小し、終了。
米国株の下落や為替の円高推移などを受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は下げ幅を拡大し、9時45分には32626.58円まで下げ幅を拡大した。
為替市場では、ドルが一時142円台まで円高ドル安が急加速するなど、リスク回避の円買いが強まっており、プライム市場の大型株の下げ要因となった。ただ、売り一巡後の東京市場は週末要因なども意識されて、日経平均は下げ幅をやや縮小し33000円台で前場の取引を終えた。
日経平均採用銘柄では、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>など半導体株が売られたほか、米中貿易戦争の激化が嫌気されて安川電機<6506>、日東電工<
6988>など中国関連銘柄も弱い。古河電工<5801>、フジクラ<5803>など電線株も売られた。このほか、ソニーグループ<6758>、日産自<7201>、東京海上<8766>、パナHD<
6752>、みずほ<8411>など幅広い銘柄が下落した。
一方、今期純利益見通しが前期比21%増の373億円になりそうだと発表したベイカレント<6532>は、増配計画なども材料視されて逆行高。また、丸井グループ<8252>、イオン<8267>など小売が堅調。
全業種が下落したなか、保険、銀行、輸送用機器、電気機器、石油・石炭の下げが目立った。
本日は4月限オプション特別清算指数(SQ値)算出に絡んだ売買が入ったものの、プライム市場の売買代金は2.5兆円に留まっており、売り疲れ、買い疲れの相場展開となっている。今週は変動幅が4ケタの鯨幕相場(高安を交互に繰り返す地合い)となっており、方向性は見えない。米国の関税政策が日によって変化することから、ニュートラルのポジションを選択する投資家が増えている様子。後場の東京市場は、週末要因も影響して積極的な売買は手控えられそうだ。日経平均は33000円水準でのもみ合いを想定する。
<AK>
関連銘柄
| 銘柄 | 株価 | 前日比 |
|---|---|---|
|
5801
|
14,500.0
(02/06)
|
+125.0
(+0.86%)
|
|
5803
|
22,395.0
(02/06)
|
+740.0
(+3.41%)
|
|
6506
|
5,213.0
(02/06)
|
+29.0
(+0.55%)
|
|
6526
|
2,053.5
(02/06)
|
-33.5
(-1.60%)
|
|
6532
|
4,822.0
(02/06)
|
-253.0
(-4.98%)
|
|
6758
|
3,507.0
(02/06)
|
+159.0
(+4.74%)
|
|
6857
|
24,530.0
(02/06)
|
+280.0
(+1.15%)
|
|
7201
|
416.6
(02/06)
|
+19.5
(+4.91%)
|
|
8252
|
3,103.0
(02/06)
|
+8.0
(+0.25%)
|
|
8267
|
2,262.5
(02/06)
|
+11.0
(+0.48%)
|
|
8411
|
7,347.0
(02/06)
|
+236.0
(+3.31%)
|
|
8766
|
6,041.0
(02/06)
|
+71.0
(+1.18%)
|
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