エコノミスト、日銀と他中銀と金融格差で円が恩恵との楽観論は後退=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/01/16 01:29
 その後、ドル円は158円台半ばでの推移となっている。この日の米新規失業保険申請件数を受けて158円台後半に上昇したものの、上値を追う動きは控えめになっているようだ。

 エコノミストは、日銀の金融政策正常化や他のG10中銀による利下げを背景に、円が恩恵を受けるとの楽観論は後退していると指摘している。

 日米金利差は日銀の追加利上げとFRBの利下げにより縮小しており、今後もその流れが続く見通しだが、それにもかかわらず円は弱含み、上昇余地は限定的だという。

 最近の円が金利動向と切り離された動きを見せている背景として、政権交代後の拡張的な財政運営に対する見方や、日本の債務水準がリスクとみなされている点を挙げている。

 同エコノミストは円相場の見通しを下方修正し、ドル円は3か月後に155円、12カ月後に149円になると予想。2026年にかけてドル安が進んでも、円が大きな恩恵を受ける可能性は低いとしている。

USD/JPY 158.51 EUR/JPY 183.96
GBP/JPY 212.21 AUD/JPY 106.32

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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