【通貨別まとめと見通し】ユーロ円 185円前後がポイント

著者:MINKABU PRESS
投稿:2026/02/10 12:24
【通貨別まとめと見通し】ユーロ円 185円前後がポイント

先週のまとめ
2月2日週のユーロ円は、力強い上昇トレンドを形成した。週初は183円台半ばで推移していたが、円安基調の加速とともに上値を追い、2月9日には一時186.33円の年初来高値を更新。日銀の早期利上げ観測が後退し、低金利の円を売ってユーロを買う「キャリートレード」が活発化したことなどが材料となった。ドイツを中心としたユーロ圏指標の一部に改善が見られ、景気後退懸念が和らいだことがユーロの支えとなった。その後は利益確定売りに押され、週明けにかけて調整局面に入っている。

テクニカル分析
レジスタンス2:186.33円(2/9 高値、年初来高値)
レジスタンス1:186.00円(心理的節目、2/10 早朝の戻り高値)
サポート1:185.00円(心理的節目、直近の上昇幅の半値押し付近)
サポート2:184.40円(1月中旬~後半の重要停滞ゾーン)

RSI (14) 足元では22.88まで急低下。通常30以下は「売られすぎ」とされるため、テクニカル的な反発が起こりやすい水準に達している。
MACD デッドクロス後、ヒストグラムがマイナス圏で拡大しており、下落の勢いは依然として強い。下げ止まりのサイン(ヒストグラムの縮小)を待つ段階である。

中期的な上昇チャネルは継続しているが、短期的には186円台でダブルトップ気味に失速。現在は調整(押し目)のフェーズにある。

今週のポイント:185円前後がポイント

メインシナリオ:185円割れによる調整深化
欧州の景気懸念の再燃や、本邦当局による円安牽制(介入警戒)により、185.00円を明確に割り込むシナリオ。この場合、短期的な上昇トレンドが崩れ、サポート2(184.40円)を目指した一段の調整が進むこととなる。RSIが低水準であっても、MACDが反転の兆しを見せない限り、安易な逆張り買いはリスクが高い局面となる。

対抗シナリオ 1(弱気):185円前後がサポートとなり再上昇】
短期的な「売られすぎ」を背景に、サポート1(185.00円)前後で下げ渋るシナリオ。185円台前半で底固めを行い、MACDがゴールデンクロスに向かえば、再びレジスタンス1(186.00円)を試す展開となる。底堅い動きが確認されれば、押し目買い勢が再参入し、上昇チャネル内での推移を維持する可能性が高い。

今週の主な予定と結果

ユーロ圏
02/13 19:00 実質GDP(改定値) (2025年 第4四半期) 予想 0.3% 前回 0.3% (前期比)
02/13 19:00 実質GDP(改定値) (2025年 第4四半期) 予想 1.3% 前回 1.3% (前年比)
02/13 19:00 貿易収支 (12月) 前回 99.0億ユーロ (季調前)
02/13 19:00 貿易収支 (12月) 前回 107.0億ユーロ (季調済)

ドイツ
02/12 未定 経常収支 (12月) 前回 151.0億ユーロ
02/13 16:00 卸売物価指数 (1月) 前回 -0.2% (前月比)
02/13 16:00 卸売物価指数 (1月) 前回 1.2% (前年比)

フランス
02/10 15:30 雇用統計 (2025年 第4四半期) 予想 7.7% 前回 7.7% (失業率)

MINKABUPRESS

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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