ＹＫＴ <2693> [東証Ｓ] が2月5日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年12月期の連結経常利益を従来予想の7000万円→1億4000万円(前の期は4億5500万円)に2.0倍上方修正し、減益率が84.6％減→69.2％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の2000万円の黒字→100万円の赤字(前の期は3億0400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億5200万円→2億2200万円(前年同期は4900万円)に46.1％増額し、増益率が3.1倍→4.5倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結売上高については、電子部品実装機等の電子機器の輸出販売が増加したことにより、前回予想を上回り、11,900百万円となる見込みです。利益面では、売上高の増加により営業損失は前回予想より縮小するとともに、経常利益が増加する見込みですが、親会社株主に帰属する当期純利益は繰延税金資産の一部取り崩しなどにより、前回の利益計上見込みから、親会社株主に帰属する当期純損失1百万円となる見込みです。なお、上記の予想は本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しており、実際は今後起こりうる様々な要因により異なる可能性があります。