• 通期経常利益計画を12.5％下方修正…
• 3Q累計売上高は9％減…
• 3Q累計最終利益は43％の大幅減…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　地主 <3252> [東証Ｐ] が11月6日大引け後(15:30)に決算を発表。25年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比53.0％減の31.2億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の80億円→70億円(前期は82.6億円)に12.5％下方修正し、減益率が3.2％減→15.3％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の61億円→71億円(前期は60.8億円)に16.4％上方修正し、増益率が0.2％増→16.6％増に拡大し、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の48.2億円→38.2億円(前年同期は11.6億円)に20.7％減額し、増益率が4.1倍→3.3倍に縮小する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の100円→110円(前期は85円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は0.5億円の赤字(前年同期は4.5億円の赤字)に赤字幅が縮小したが、売上営業利益率は前年同期の8.4％→6.5％に悪化した。