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ボードルアのニュース
*11:01JST ボードルア Research Memo(1):東証プライム市場へ移行申請
■要約
ボードルア<4413>は、ITインフラストラクチャ分野に特化し、その中でもクラウド、ネットワーク仮想化等の先端技術分野に注力した事業を行っている。アプリケーションや通信設備の開発は一切行わず、ITインフラストラクチャ分野に専念することで、競争優位性を確立している。2022年以降、(株)ZOSTECやALJOY(株)、(株)FunClock、(株)アクティアスなどの連結子会社化を実施し、成長基盤の強化を進めている。中期経営計画では、2027年2月期に売上高167億円、営業利益36億円を目標とし、計画的な育成により高度専門人材を380人まで増やす計画を掲げており、足元では上回りながら進捗している。資本政策としては、今後のM&Aに向けた自己株式取得を実施している。過去のM&Aにおいても、取得対価の一部に自社株式を用い株式交換を行っている。また、東京証券取引所(以下、東証)プライム市場への市場区分変更を目指し、流通株式比率の充足や投資家層の拡大を図っている。これらの施策を通じ、競争力強化と企業価値向上を目指している。
1. 2025年2月期第3四半期の業績概要
同社の2025年2月期第3四半期における業績は、売上収益8,425百万円(前年同期比56.2%増)、営業利益1,737百万円(同52.1%増)、税引前四半期利益1,742百万円(同53.4%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,255百万円(同50.0%増)と大幅な増収増益を達成している。下期の業績拡大は、エンジニアの戦力化による人材配属の集中や、完成納品ベースの案件検収の増加などの季節性によるもの、及び子会社連結後の粗利率の改善が主因として期待されている。
2. 2025年2月期通期の業績見通し
同社は2024年6月に2025年2月期における業績の修正予想を発表した。それによれば売上収益11,400百万円(前期比55.5%増)、営業利益2,300百万円(同45.0%増)、税引前当期利益2,302百万円(同46.2%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,644百万円(同41.6%増)となる。アクティアスの完全子会社化や競争優位性の向上が背景にある。2024年2月期は第4四半期に先行投資を行ったことにより、第4四半期の営業利益が第3四半期よりも少なくなる形となったが、2025年2月期は例年どおりの下期偏重型に戻り、第4四半期では先行投資と成長のバランスを図り、安定的な収益拡大が期待される。
3. 成長戦略
同社は、「先端技術分野への注力」「エンタープライズ顧客の拡大と深耕」「高度専門人材の育成」「M&A戦略」を柱に成長戦略を展開している。人的資本戦略として、高度専門人材を2024年の165人から2027年には380人へ育成により増加を見込み、ITインフラストラクチャのみに集中した専門的な育成プログラムにより持続可能な成長基盤を強化している。
■Key Points
・2025年2月期第3四半期は、前年同期比50%以上の大幅な増収増益
・2025年2月期通期は、アクティアスの完全子会社化や競争優位性の向上により、大幅な増収増益に上方修正
・中期経営計画では、2026年2月期に売上収益12,870百万円、営業利益2,770百万円、2027年2月期には売上収益16,731百万円、営業利益3,600百万円
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<HN>
ボードルア<4413>は、ITインフラストラクチャ分野に特化し、その中でもクラウド、ネットワーク仮想化等の先端技術分野に注力した事業を行っている。アプリケーションや通信設備の開発は一切行わず、ITインフラストラクチャ分野に専念することで、競争優位性を確立している。2022年以降、(株)ZOSTECやALJOY(株)、(株)FunClock、(株)アクティアスなどの連結子会社化を実施し、成長基盤の強化を進めている。中期経営計画では、2027年2月期に売上高167億円、営業利益36億円を目標とし、計画的な育成により高度専門人材を380人まで増やす計画を掲げており、足元では上回りながら進捗している。資本政策としては、今後のM&Aに向けた自己株式取得を実施している。過去のM&Aにおいても、取得対価の一部に自社株式を用い株式交換を行っている。また、東京証券取引所(以下、東証)プライム市場への市場区分変更を目指し、流通株式比率の充足や投資家層の拡大を図っている。これらの施策を通じ、競争力強化と企業価値向上を目指している。
1. 2025年2月期第3四半期の業績概要
同社の2025年2月期第3四半期における業績は、売上収益8,425百万円(前年同期比56.2%増)、営業利益1,737百万円(同52.1%増)、税引前四半期利益1,742百万円(同53.4%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,255百万円(同50.0%増)と大幅な増収増益を達成している。下期の業績拡大は、エンジニアの戦力化による人材配属の集中や、完成納品ベースの案件検収の増加などの季節性によるもの、及び子会社連結後の粗利率の改善が主因として期待されている。
2. 2025年2月期通期の業績見通し
同社は2024年6月に2025年2月期における業績の修正予想を発表した。それによれば売上収益11,400百万円(前期比55.5%増)、営業利益2,300百万円(同45.0%増)、税引前当期利益2,302百万円(同46.2%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,644百万円(同41.6%増)となる。アクティアスの完全子会社化や競争優位性の向上が背景にある。2024年2月期は第4四半期に先行投資を行ったことにより、第4四半期の営業利益が第3四半期よりも少なくなる形となったが、2025年2月期は例年どおりの下期偏重型に戻り、第4四半期では先行投資と成長のバランスを図り、安定的な収益拡大が期待される。
3. 成長戦略
同社は、「先端技術分野への注力」「エンタープライズ顧客の拡大と深耕」「高度専門人材の育成」「M&A戦略」を柱に成長戦略を展開している。人的資本戦略として、高度専門人材を2024年の165人から2027年には380人へ育成により増加を見込み、ITインフラストラクチャのみに集中した専門的な育成プログラムにより持続可能な成長基盤を強化している。
■Key Points
・2025年2月期第3四半期は、前年同期比50%以上の大幅な増収増益
・2025年2月期通期は、アクティアスの完全子会社化や競争優位性の向上により、大幅な増収増益に上方修正
・中期経営計画では、2026年2月期に売上収益12,870百万円、営業利益2,770百万円、2027年2月期には売上収益16,731百万円、営業利益3,600百万円
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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