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ツムラが後場一段高、虹橋中薬飲片子会社化など寄与し26年3月期業績予想を上方修正
ツムラ<4540.T>が後場一段高となっている。午前11時30分ごろに26年3月期の連結業績予想について、売上高を1880億円から1980億円(前期比9.3%増)へ、営業利益を342億円から350億円(同12.8%減)へ、純利益を230億円から243億円(同25.1%減)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を68円から76円へ引き上げ、年間配当予想を144円(前期136円)としたことが好感されている。上海虹橋中薬飲片の連結子会社化に加えて、加工費の低減や販管費の抑制などに取り組んでいることが寄与する。また、政策保有株式の売却なども最終利益押し上げに貢献する。
同時に発表した9月中間期決算は、売上高898億9700万円(前年同期比0.9%増)、営業利益171億1900万円(同18.8%減)、純利益124億7700万円(同28.7%減)だった。医療用漢方製剤129処方は、第1四半期に減収となった影響が残り前年割れとなったものの、一般用漢方製剤等は取り扱い店舗数の拡大により好調に推移。中国事業も好調だったが、生薬費及び加工費の上昇により売り上げ原価が増加したほか、人件費やDX関連費用の増加もあり、減益を余儀なくされた。
なお、業績予想の修正に伴い、28年3月期を最終年度とする中期経営計画の数値目標についても、営業利益を430億円から460億円へ上方修正した。
出所:MINKABU PRESS
同時に発表した9月中間期決算は、売上高898億9700万円(前年同期比0.9%増)、営業利益171億1900万円(同18.8%減)、純利益124億7700万円(同28.7%減)だった。医療用漢方製剤129処方は、第1四半期に減収となった影響が残り前年割れとなったものの、一般用漢方製剤等は取り扱い店舗数の拡大により好調に推移。中国事業も好調だったが、生薬費及び加工費の上昇により売り上げ原価が増加したほか、人件費やDX関連費用の増加もあり、減益を余儀なくされた。
なお、業績予想の修正に伴い、28年3月期を最終年度とする中期経営計画の数値目標についても、営業利益を430億円から460億円へ上方修正した。
出所:MINKABU PRESS
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