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大阪12月限
日経225先物 52470 +1010 (+1.96%)
TOPIX先物 3334.0 +24.0 (+0.72%)
日経225先物(12月限)は、前日比1010円高の5万2470円で取引を終了。寄り付きは5万1540円と、シカゴ日経平均先物清算値(5万1330円)を上回る形で、買いが先行して始まった。30日の米国市場ではハイテク株を中心に売りが広がり、主要な株価指数が下落した。ただし、引け後に発表した決算が市場予想を上回ったアマゾン・ドット・コム
寄り付き直後につけた5万1530円を安値に、ショートカバーを交えたロング優勢の流れとなり、前場中盤にかけて5万2440円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は前場終盤にかけて利益確定に伴うロングの解消が入り、5万1750円まで上げ幅を縮めた。しかし、ランチタイムで再び5万2000円台を回復すると、後場は上へのバイアスが強まり、取引終了間際には5万2530円まで買われる場面もみられた。
アドバンテスト<6857>[東証P]への資金流入が続いたほか、ファーストリテイリング<9983>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、コナミグループ<9766>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]の5社で、日経平均株価を800円あまり押し上げた。引き続き日経平均型の強さが目立ったほか、決算発表が本格化するなかで、村田製作所<6981>[東証P]など好決算を発表した企業に資金が集中する動きが目立ち、投資家心理を明るくさせた。
日経225先物は5万2530円まで上げ幅を広げ、上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σ(5万2450円)を突破する場面もみられた。同バンドはナイトセッションで5万2890円まで切り上がっており、急ピッチの上昇に対する過熱感は警戒されるものの、バンドに沿ったトレンドが意識されそうだ。週足では+2σ(5万1430円)を上抜けており、+3σ(5万4460円)とのレンジになりそうだ。
日経225先物は週間で3150円の上昇となった。値がさハイテク株を中心とした日経平均型の上昇によって、ヘッジ対応のロングも強まったとみられる。パッシブファンドなどは指数への連動性を高めるために、他の銘柄を売却して半導体に振り向けているとみられ、この流れが一気に反転するとは考えにくく、ショートは避け、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
NT倍率は先物中心限月で15.73倍に上昇した。再び+2σ(15.70倍)を捉えてきており、NTロングに振れている。同バンドが抵抗となる可能性も考えられるが、バンドに沿ったトレンドが続いており、NTロングを巻き戻す動きが続きそうである。
手口面(12月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万5416枚、ソシエテジェネラル証券が1万6527枚、サスケハナ・ホンコンが4981枚、バークレイズ証券が3406枚、SBI証券が3315枚、JPモルガン証券が2343枚、モルガンMUFG証券が1972枚、ゴールドマン証券が1879枚、松井証券が1615枚、日産証券が1534枚だった。
TOPIX先物はABNクリアリン証券が4万1807枚、ソシエテジェネラル証券が3万4761枚、バークレイズ証券が1万2651枚、JPモルガン証券が1万0300枚、モルガンMUFG証券が7991枚、ゴールドマン証券が5726枚、シティグループ証券が5033枚、サスケハナ・ホンコンが4696枚、ドイツ証券が3945枚、ビーオブエー証券が3690枚だった。
株探ニュース
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